プレストレストコンクリート工法はコンクリートに緊張力を与えて、ひび割れを生じさせない構造としたり、ごくわずかなひび割れ幅に制御する工法です。
コンクリートの弱点である圧縮には強いが引っ張りには弱いことを克服することができます。
緊張力の導入方式にはコンクリート打設する前に緊張力を与えるプレテンション方式とコンクリートを打設した後に緊張力を与えるポストテンション方式があります。
当社では両方式ともに対応可能です。
プレテンション方式で製品を製造する際にはあらかじめ緊張ジャッキにてPC鋼材を緊張、PC鋼材を緊張したまま鉄筋・型枠の組立、コンクリートの打設を行います。
その後、緊張力を解放してコンクリートに圧縮力を加え、ひび割れを生じさせない、圧縮力に強いコンクリート製品が製造されます。
当社は持続するインフラストラクチャーの高い需要に応え、首都圏を中心に高速道路や橋梁、共同溝、公共施設など高い施設実績を築いています。
耐震性・耐久性・負荷耐性
高い構造性能(耐震性、耐久性)を発揮します。柱間が20mを超える大空間や重量物が載る床などでも確実に支持することができます。
高復元性・腐食耐性
万一、設計荷重以上の力でひび割れが発生しても、再び元の状態に戻ってひび割れが閉じる高い復元性があります。沿岸域などでも、長期にわたって鋼材を腐食から守り性能を維持できます。